画家 佐藤潤

画家 佐藤潤のブログです。

五歳参りの着物と架鷹図(かようず)


新作の架鷹図(かようず)です。
鷹に代表される狩猟用の猛禽類を絵にする歴史は古く、
日本では室町時代、中国では秦漢時代にさかのぼります。
猛禽類を飼育するには広い庭と専門の飼育係が必要で、
非常に高価な物で、富の情緒として描かれていた様です。

作品の中の鷹は
茶色い方が「熊鷹」、黒っぽい方が「大鷹」。
どちらも日本を代表する猛禽類です。
足には大緒といわれる紐をつけて専用の止まり木に載っています。



息子の五歳のお参りの着物も鷹でした。
酉年ということもあり、
松の柄もとても良い感じで似合っていました。


架鷹図(かようず)は福山天満屋にて出展予定です。
皆さまのご来場お待ちしております。


佐藤潤鳥獣画展
2010年11月17日(水)〜11月23日(火・祝)
天満屋福山店 6階アートギャラリー
〒720-8636 広島県福山市元町1-1
TEL:084-927-2111(代表)
午前10時〜午後7時

作家来場:11月20日(土)・21日(日) 午後1時〜5時