画家 佐藤潤

画家 佐藤潤のブログです。

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

大美特別展 出展作品 紹介(6)

蓮池図 金魚の原産国の中国では「魚」の発音はユーといい「余」と同音であることから金魚は金の余る魚という意味になり、蓮は草冠に連なると書きます。魚(金魚)と蓮を一緒に描く図柄を「連年有余(れんねんゆうよ)」といい、毎年豊かで余裕のある生活が送…

大美特別展 出展作品 紹介(5)

雷公釣太鼓 大津絵十種の一つ『雷公の太鼓釣』を僕なりに描いてみました。雷神は太鼓を落としてあわててつり上げようとしています。「猿も木から落ちる」と同じような意味合いです。この作品では風神と雷神の場所を左右逆に配し、風神に雷神のポーズをとらせ…

大美特別展 出展作品 紹介(4)

大美特別展出展作品の中から、額入れが終了したものの一部です。 今回、初めてアクリルボックスに作品を入れて頂きました。 新しい試みで、とても新鮮です。 並ぶところが楽しみです!

大美特別展 出展作品 紹介(3)

方舟路図 世界の様々な地域に暮らす絶滅危惧種の動物たちをつがいで描いています。動物たちは列をなして同じ方向に向かって歩んでいます。絶滅危惧種の動物たちを方舟に乗せて、未来へ残したいと言うメッセージを込めて描きました。神坂雪佳の『元禄舞図屏風…

大美特別展 出展作品 紹介(2)

百猿図 シロテテナガザル(Lar Gibbon)を描いた作品。 この作品に描いているテナガザルはアジアの熱帯雨林に暮らしている絶滅危惧種の動物です。猿たちの表情は顔ではなく手の表情で描き分けしています。群れた動物を描くのは吉祥の意味合いもありますし、…

大美特別展 出展作品 紹介(1)

大美特別展 出展作品のご紹介をしてゆきます。 作品「虎の子」 「虎の子」は大切にしている秘蔵のものを言うときの言葉であり、虎とカササギの組み合わせ、竹と虎の組み合わせ、どちらも縁起の良い吉祥の組み合わせと言われています。これらの動物にまつわる…

『小さな蕾 2016年3月号』

1月29日発売、『小さな蕾 2016年3月号』にて第6回大美特別展の案内が掲載されています。数ある出展品の中から、佐藤潤の作品をご紹介して頂きました!ありがとうございます!

アートコレクターズ

昨日発売のアートコレクターズにて第6回大美特別展の案内が掲載されています。数ある出展品の中から、佐藤潤の作品をご紹介して頂きました!ありがとうございます!

第6回大美特別展

第6回大美特別展の広告が新聞に掲載されていました。 いよいよ近づいてきました!