画家 佐藤潤

画家 佐藤潤のブログです。

アトリエより、本日最終日。

心斎橋での個展も本日が最終日です。
2週間、沢山のお客様とお話しさせて頂きました。
ありがとうございました。



僕は今、また新たな試みとして
間伐材でつくった木のパネルに30号の作品を描いています。



間伐材は森林の成長過程で密集化する立木を
間引く間伐の過程で発生する木材のことで
最近では間伐材の新しい用途が模索されています。
本の森を守るために
僕もささやかな取り組みをしてみたいと考えています。


間伐材でアートというと良く見かけるのは
木の感じをそのまま生かして制作されておられる方が
多いようです。
僕も竹紙に関しては素材の雰囲気を損なわないように使っています。
でも間伐材に関しては僕はあえてパネルを選びました。
合板製造の技術の進歩で
国内の間伐した杉・檜を合板に加工することが
出来るようになったそうです。
これはとても素晴らしいことだと思います。
普通に使用しているものが当たり前にリサイクルのものだったり、
間伐材だったりするのが僕の思い描く未来なんです。



展示替えもありました。本日最終日は5時までとなっております。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。