四神図（青竜・朱雀・白虎・玄武）

四神図
四神（しじん）は、中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣です。
四神にはそれぞれ司る方位、季節、そしてその象徴する色があります。
この作品では東の青竜（せいりゅう）・南の朱雀（すざく）・西の白虎（びゃっこ）・北の玄武（げんぶ）のそれぞれを描いています。
青竜は緑に描き、春の景色として春蘭とオガタマノキを、
朱雀は赤に描き、夏の景色としてカンゾウの花と竹、
白虎は白に描き、秋の景色としてケイトウの花、
玄武は黒に描き、冬の景色として、菊の花とナギの木を描いています。
大和絵風の花鳥画として描くことで雅やかな世界を創り出しました。
この作品は神戸での個展に出展致します。