日本の海亀といえばアカウミガメです。

小倉井筒屋での個展に出展予定の最新作『赤海亀』です。
僕の亀の絵を言うと「青海亀」をよく描いていますが、今回は「赤海亀」を描いてみました。
「青海亀」と「赤海亀」の違いとしては、頭の大きさです。
「赤海亀」の英名loggerheadは「馬鹿でかい頭」という意味ですが、
本当にその通りで、「赤海亀」のほうが頭が大きく顔もどこかユーモラスです。
日本で、例えば屋久島などでよくみられる海亀は赤海亀です。
ですので浦島太郎に登場する海亀は「赤海亀」であったろうと思います。
背景の海の景色も日本近海の南の海の様子を描きました。
描いた魚たちも南日本の魚たちです。
日本は海に囲まれた島国です。
日本の海の美しさをもっと伝えたいと思っています。