北九州、小倉より帰ってきました。

北九州小倉の小倉井筒屋さんでの作家在廊を終え、京都へ戻ってまいりました。
小倉井筒屋では５度目の個展ということで、お客様との再会があり、
心温まる３日間でした。

会場で描いた「葡萄栗鼠図」です。
リスが葡萄をほおばっている姿を愛らしく描きました。
リスの魅力は頬にいろいろ詰め込むところと、
小さい足にちゃんと５本の指がついていて、そこがすごく可愛いです。
頬はポケットのように食べ物や、寝床を作るための葉っぱなどを詰め込みます。
葡萄に栗鼠（リス）の組み合わせは動物吉祥です。
多産、多幸、豊穣です。
また、「武道に律す」との語呂合わせから、武士にも好まれた文様です。

小倉井筒屋での個展は明日までとなっております。
皆様のご来場をお待ちしております。