画家 佐藤潤

画家 佐藤潤のブログです。

蓮と金魚の絵

大丸心斎橋店での個展出展作品「ロータスポンド」。
蓮と金魚の取り合わせは
僕のなかでも大好きな絵柄でこれまでにも何度も描いてきました。

今回の仕上がりは愛らしい出来だと思います。
インドで、蓮は「力・創造・豊かさ・繁栄」。
中国では、金魚は「金余」と同音であることから「富」を象徴する吉祥柄。


実際の自然界ではこういう光景は見られないのですが
絵や彫刻などで人気の図案として
古来より親しまれてきました。
僕も以前、金魚を飼っていました。
金魚はとてもちいさな生き物ですが、こちらがはっとなるくらい
綺麗で、いつまでも見ていたくなるものです。
蓮と金魚の吉祥図案は単に吉祥画というだけでなく
美的な世界観だと思います。