8：45am、まるが僕の指さきから飛び立った

おまるにいた蛹を見つけた日から

ずっとその姿を観察し続けていた

蛹の形や色から

アオスジアゲハとしり、孵化するのを待っていました。

そして昨夜、蛹の姿に変化が。

なかに蝶が入ってる！！！
夜中じゅう、変化を観察し続けましたが
眠気に襲われ、寝てしまった。

朝、でてきてる。（瞬間を見逃した）

飛び立つところは絶対に見たいので朝食を蝶の前で食べる。
パレットの上におしっこを2回。

羽根が大きくなっている。

あっ、飛んだというよりは落ちた？？

僕が手を伸ばすと、まるは指先によろよろと近づいてきた。
僕のことを恐がりもしないで。
指先にのせたまるは軽くてこそばかった。

外に連れてゆく。
外気がまるの羽根に触れている。
（今日は雨やけど、お前大丈夫か？普通雨の日は孵化しないのでは？）
まるの小さな足が僕の指先を蹴った。
風に吹かれるようにして
まるは、行ってしまった。

まると過ごした春はとても神秘に満ちていました。
生きろよ、まる。